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【マンガで楽しむ出雲神話】八重垣神社・出雲大社に纏わる噺し『建速須佐之男命と八俣遠呂智』

2020.07.08

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あらすじ

スサノオの乱暴な振舞いに心を痛め天野岩戸に隠れたアマテラスは八百万の神により元の生活に戻った。神界(タカマガハラ)では、生まれてからの悪行を清算する時が来たと考え下界にスサノオを堕とすことにした。アシハラノナカツ国に堕とされたスサノオは海を渡り辿り着いた陸地で暫く生活することになる・・・。

 

≪ヤマタノオロチ退治≫

3年の月日が経っていた。ある日、田畑は荒れ嫌に静かな土地へ訪れる。偶然にもそこは出雲地方。

スサノオは、川の上流に人気を悟り歩いていくと村を見つけるが、村人は顔を合わせるたびに家に隠れてしまい、何事か怪しむ。村の外れまで来た時、森の中で悲壮な思いで何かから逃げる家族と出会う。その者たちはアシナヅチ、テナヅチ、クシナダと言い、毎年山奥から来るヤマタノオロチと呼ばれる八本も頭がある巨大な蛇が村娘を食べてしまうことを教える。今年はクシナダの出番だと聞いたスサノオは覚悟を決める・・・。

八つの頭と尻尾と苔や檜・杉が着いたホオズキ色の胴体をした大蛇で、長さは八つの谷と峰に跨り腹にはいつも赤い血が滴っていることを教えるアシナヅチに、「出雲の土地が荒れ人々が恐れて家に閉じこもっていたのは化け物の仕業か。おれが退治しよう」と告げる。

そして「ところで翁、退治するかわりにクシナダ姫をお嫁に下さらんか」と続けます。アシナヅチは「失礼ですがあなたは何者か」と問うと「おれはアマテラスの弟スサノオだ。高天原(神界)からここへ下って来た者だ」と答える。その事実に驚いたアシナヅチは名誉な婚儀と悟り条件を呑むことに。

スサノオは「オロチ退治に必要なことがある。協力してくれ。まず、姫は櫛(くし)に変化しおれが肌身につけて守る。それから、オロチはきっと酒好きだ。強力な酒を作るのだ。そして、八の入り口のある垣根も造り、入口ごとに八の壺を置きその酒をいっぱいに満たしておいてほしい」と告げる・・・。

その日の夜、東から強い雨風となり嵐となる。暫くすると奥出雲の山々の方から大地を割くような鳴き声が轟く。

次第に轟音が近づき、スサノオが隠れている八重垣の罠へやって来たヤマタノオロチ。酒の匂いに釣られ警戒することなく現れたオロチは、八つの入口に一本ずつ頭を入れ壺酒を飲み始める気分良く飲み始めた。暫く静かに飲んでいたが隠れていたスサノオは見つかってしまう。覚悟を決めたスサノオはオロチの目の前に登場し退治することを宣言する。

怒りに怒ったオロチは燃えるように赤い舌を出しながら襲い掛かるが強力な壺酒のせいで酔いが回りうまく動けない。その隙に頭を狙うが刃が欠けてしまうため、杭や鉾、剣を使い8対の眼球を潰し退治に成功する。

暗黒の時間が静寂へ変わり静かになった八重垣でスサノオは無事に退治した喜びをクシナダ姫と味わっていた。するとオロチの尾先が光っていることに気づき中身を取り出すと、立派な剣が出てきた。この剣は、スサノオが事情を説明しアマテラスに献上する。後に天叢雲剣と呼ばれた伝説の剣だった。クシナダ姫を無事に守ったスサノオは、アシナヅチ、テナヅチからお礼を言われ出雲村の救世主として崇められた・・・。

二人は新居を探し出雲地方を旅し須賀(スガ)と呼ばれる地へ落ち着く。オオクニヌシはクシナダ姫の肩を抱き「ここに宮殿を造ろう。湧きたつ雲まで俺たちを祝福しているこの土地に。」と言う。そして『八雲たつ 出雲八重垣妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を』と詠。二人は末永く仲睦ましく暮らし出雲国を創り治めた初代大王と妃となる。オオクニヌシはその二人から数え7代目の子孫に当たる。

 

【解説】

≪スサノオ様の系譜≫

天地創造からスサノオ様のオロチ退治までの系譜。イザナキ様が父神、イザナミ様が母神、アマテラス様が姉神、ツクヨミ様が弟神。

 

≪ヤマタノオロチ退治の背景について≫

スサノオ様がオロチを退治しクシナダ姫を助ける物語が生まれた背景には諸説がある。

■島根県斐伊川は毎年洪水で流域が荒らされていた。川の蛇行を大蛇になぞらえた川の氾濫を意味する。

■古事記では大蛇を高志(コシ)の八岐大蛇と書いていることから、北陸地方民族が毎年出雲へ侵入し、農作物や女人まで略奪していた。

■斐伊川の上流は、古代から砂鉄の産地として有名であり、ここから山地に住む鉄山族の存在を意味する。

■一般的に怪物を退治し美女を娶るという普通のヒーロー伝説。八岐大蛇を山の霊と考え、この霊の暴威により川が氾濫したため稲田や採鉄業が妨害された。

■上流に土着したアシナヅチ族が、越(コシ)のオロチ族の侵入により滅亡しかけた時スサノオのモデルとなった人により救われその者はその土地の娘と結婚した。

 

≪出雲王朝の存在について≫

「銅剣358本の意味するコト」

西暦1984年(昭和59年)7月、島根県出雲市斐伊川町で発掘された358本に及ぶ銅剣は、日本の真のルーツに迫るとんでもない事実だった。

銅剣や銅戈、銅鐸などが祭祀や政を司る者のシンボルとして使われていたのは弥生時代のこと。紀元前世紀~紀元3世紀頃の稲作を中心としていた時代(約2000年前)、大量の銅剣を保有し管理する勢力が出雲地方にいたと考えられている。

また、西暦2000年(平成12年)④月、出雲大社の境内から直径1メートルもある柱3本が1組となった柱が発見され、翌年10月には本殿の中心の柱やそれを取り巻く同様な3本組の柱が見つかった。この巨木は3本を束ねて一柱とし、かつての出雲大社の棟を支えていた可能性が高い。大社には古代の巨大な本殿の設計図とされる「金輪御造営差図」が伝わっており、そこに描かれた柱と類似。出雲大社の本殿は高さ16丈(約48m)という社伝があり、その一部とも考えられる。発見された柱は「心御柱(しんのみはしら)」や「宇豆柱(うずばしら)」で、鎌倉時代のものと推定され、この時代までの出雲大社が巨大だったことの証明となっている。伊勢神宮などよりも立派な建物を建立する何か特別なコトやモノが出雲地方にあったことは疑いようのない事実かもしれない。

 

≪『古事記』と出雲神話について≫

『古事記』は第40代天武天皇が始めた中央集権化政策の目玉事業。その勅命を受けた中心人物が稗田阿礼(ひえだのあれ)。天武天皇らは、壬申の乱という内戦で荒れた皇族の統一の他にも、地方を纏める必要に迫られていた。天皇中心の中央集権国家体制を盤石にするためにも日本のルーツは自分たちにあることを既成事実としたかった。大和政権が正義であり必要な存在であることを示すため歴史をも塗り替える必要があった。

では、なぜ出雲神話が『古事記』に必要だったか・・。それは、大和政権に対する出雲地方を高天原に対するネノ国、現世にたいする黄泉の国という形にしたかったと言われているためだ。換言すれば、大和政権から始まる一族が国土を統一し中央集権化の正当性を示すためにも出雲を一方の象徴として選んだとも言える。

しかし、なぜ地方代表に出雲が選ばれたのか・・それは、古代出雲地方には多数の銅剣や銅矛、銅鐸を管理維持できる大きな勢力があったためだと言われている。無視できないほどの最大のライバルだった可能性が高い勢力が出雲だったと言われている。『古事記』はあくまでも、大和政権の正統性を証するための手段であり勝者の証言であった可能性もあるが、出雲地方には謎の巨大な文明人がいたのかもしれない。

 

引用・・・『マンガで親しむ出雲神話①』(山陰中央新報社)

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